[]菊池寛「俊寛」の鰤。
昨夜悩み過ぎて頭がぼーっ。
午前中のお客様。若い男性で、食の在り方を探求している最中。頑張ってください!
ちょうど炊き上がったばかりの小豆玄米ご飯をむろやんがお出ししてくれた。おいしいって。ありがとう!研鑽なさってください。持てる知識は差し上げます。
すぐ昼過ぎのお客様。妊婦のSさん。ツーショットの写真を撮る。何でだー。
今度はどっちかというとこちらの要望で、臨月のお腹を撮影してあげる。日頃むろやん撮ってるから、光線工夫したりポーズを細かく指示したり。照明などこだわったらもっと雰囲気あるの撮れたよ。
生まれたお子さんが、自分の入ってたお腹、この世に生まれる前なんだけど既に母のお腹で生きていた時の写真、見たらどう思うかなぁ。
臨月のお腹ってそれだけでアートになるよね。サンフランシスコで泊まってたLの家、階段に天井から奥さんの臨月のお腹、石膏で型どりした白いオブジェが吊られてたの。感動もんだった。奥さんへの愛情など、ひしひしと感じられました。
お見送りしてから、「カルメ」へお茶しに。1人で行けるように私運転で。
むろやん珍しくコーヒーではなくホットチョコレート、私はほうじ茶ラテ、フォンダンショコラ。
アラジンのような古いストーブが置いてある。絵になるなー。
焼きたてのフォンダンショコラが運ばれてきた。さくさく、中からはあっついチョコレートがとろり。ここでなきゃ食べられない、貴重なフォンダンショコラ!ほうじ茶ラテもさっぱりしてておいしかった。学校から帰ってきてこんなおやつ、あったら最高だなー。
ニトリ、百均、ドラッグストア、あと数ヶ所を夕暮れの中回る。
帰宅。
【夕食】
・鰤と大根、白葱を生姜醤油であっさり煮。
午前中のお客様と鰤の話してたもので。「嫁鰤」という言葉も初めて聞いた。鰤を贈るのかー。
鰤しゃぶについても、せっかくの脂がもったいない調理法、という話など。そういえば鰤カマ食べたいなー。
・焼き厚揚げ、葱味噌乗っけ。
・かぼちゃとブロッコリーの蒸し野菜サラダ。胡麻ドレッシング。
・大根と牛蒡のお味噌汁。
・赤蕪の糠味噌風味漬け。
なよなよしてた貴族の俊寛が本当の生に目覚め、流刑島で生き抜いていく。その時釣り上げた鰤たくさん食べてたんで、筋骨隆々に。
それはもう、途中ですぐスーパーに走って鰤の切り身買って塩焼きにして食べる勢いです。
まあ、私はちびくろさんぼ読んだらすぐホットケーキ焼くクチですね。
でも「俊寛」は好きな小説だよ。なんというか、原点に戻れる。短編ですので、是非。
ついでに思い出したのが、太宰治の「皮膚」という短編。
普段あまりぱっとしないけど、奥様の体に出来た皮膚病。彼女の心をおもんぱかって、自然に電車ではなくタクシーで病院に連れて行く。
こういう旦那様だったら。ねー。