[]第一部。蓬団子作りと畑・物置小屋無料GET!

いい天気なので布団を干す。今日は蓬団子を作りたい。石油ストーブの上で小豆を煮る。

自転車で銀行と役場へ。寒くてうまく喋れない。畑、隣が借りられないか交渉。没。


あんこが仕上がったので、酵素風呂のお客様でもあるWさんの家の前の空き地へ蓬摘みに。


ついでにお邪魔して、お茶いただく。男三人おいといて、私だけ蓬を摘みに外に出た。あった!つくし。ここにも!うわー…と、「となりのトトロ」のめいとどんぐり状態に。角を曲がると、うっわー……。つくしだらけー。採るのがあほらしくなって止めた。


蓬も必要充分量摘む。小川のせせらぎを聞きながら、蕗の薹や山蕗、たんぽぽも咲いてる中の摘み草は幸せ。


Wさん宅に戻る時、言葉が頭の中に「降りてきた」。『この畑はあなたが自由に使っていいよ。』


家の中に入ると、むろやんが、Wさんが畑使っていいと言ってくれたよ、と知らせてくれた。でも驚かなかった。もう知ってたから。うん、さっき聞いたよー。


Wさん、物置なども自由に使っていい、と。物置といっても古材、白壁の古民家。骨董レベル。Wさんは代々の庄屋で、カイニョの森に囲まれた古い家。シノブグサが寄生してる大きな柿の木も何本もある。周囲はつくしで足の踏み場もないほど。


今借りてる川近くの畑は止めて、こちらの方を畑にしよう。物置小屋は兼作業小屋に!作業の合間にお茶飲んだり、何か作業するのに持ってこい。別荘だぁ!ゆすらうめの植え場所も、これで与えられたね。


ウチから車で7分。嬉しい。ウチもまだ大変だけど、早速春の畑作業ができる。土はふかふか。れんげやからすのえんどうもあって土は良好と証明されてる。嬉しいなあ。


そのままお昼を食べに「おきな蕎麦」に行くことにする。


こいのぼり!2基もある。そしてお蕎麦は心底、しっくりくる感じで美味しかった。庭も堪能。


今の畑を少し眺めて感傷にふけってから帰宅。すぐにいただいた山蕗を植え込む。メダカも元気よくピッピッと泳いでいる。


蓬団子作り。


蓬を茹でてさらし、餅粉をこねて、刻んですり鉢で摺った蓬を混ぜ込む。きれいな緑。フードプロセッサを使うつもりでいたが、柔らかい蓬の新芽にそんなことはできない。

丸めて茹で、冷水に取る。


午後から来た配管屋さんの仕事終わりに、煎茶と共にすすめた。手作りの有機小豆にきび糖で甘味をつけたあんこ。さっき摘んできたばかりの蓬で作ったお団子でーす。


有益な話をたくさん聞いた。過疎の村の話、イノシシや山菜採りの話、筍の話…。つくしのハカマを取りながら笑い転げた。


長くなるので今日は二部構成。

インターミッション。